2018年10月04日

歴史にみる神の人類救済計画 D モーセの路程 〜西洋神学史観〜

皆様、夏バテなどございませんか?やっと涼しくなって参りました。木々も紅葉が出始めています。忙しく、やっとブログが更新です。
しかし、今年は国内でも水害や台風被害、地震、世界各地でも同じような災害が続出しています。特に地震報道があるたびに、3.11の東北大震災で、津波にのみ込まれて多数犠牲になった学校の児童がいつも思い出されます。こういう時に考えさせられるのは「人の一生」という事です。病気にかかり高額な医療費をかけても必死に頑張る人もいれば、直前まで元気だったのに一瞬で亡くなってしまう人もいます。

先進国では本当に必要なのか?と思われるほどの薬を出される医療がある反面、発展途上国ではどんなに医療を受けたくても受けられなくて亡くなって行く人がいます。
いずれの立場でも、「死後の世界」がわからなくなった人類は、悲しい存在なのでしょう。人類始祖が堕落しなければ、死後の世界がどんなに希望あふれる素晴らしい所なのかがわかるそうです。でも、今の世の中でそれを悟っている方は少ないでしょうね。

では、本論。今回は「モーセの時代の救いの計画」です。例によって、友人の弁です。
友人:前回まではヤコブという人が兄と一つになったので、やっと家庭次元で神様の願いを果たしました。その後、ヤコブはエジプトに行きそこで子孫が産み増えて民族が出来上がります。これをイスラエルの民と呼びます。しかし所詮よそ者。エジプト人から見れば、皆、奴隷扱いでした。
400年間、エジプトで苦労をしているイスラエルの民に、ついに解放者が現れます。その名は‘モーセ’。昔の映画「十戒」に出てくるリーダーです。彼は、赤ん坊のころ川に流されたのを、エジプト王の娘がたまたま通りかかって保護し、乳母を探したら、丁度モーセの実母がその乳母となり、王宮で第二王子として成長します。実母はモーセに徹底して真の神様を教えてきました。

成長したモーセはイスラエルの民を解放する為、立ち上がります。王宮の栄耀栄華を捨て、何にもない荒野へと同胞を連れて、神が本来イスラエル民族に準備したカナンという地を目指します。しかし、エジプトを出る時、王をだまして出発しましたから、当然エジプト軍が追いかけてきます。そこで、有名な紅海の海の水を2つに分けて、イスラエルの民が渡りきると、海は元に戻り、大勢のエジプト軍は水没するという、「紅海の奇跡」が起こります。
その後荒野を進みながら、モーゼは必死に神にすがりついて、カナンへの道を進みますが、のど元過ぎればなんとか・・・で、イスラエルの民は不平不満ばかり。結局、真の信仰から外れる様になったため、モーセは40日断食して神から「10条の戒めの御言葉」を受けます。これが有名な「モーセの十戒」と呼ばれ、これを原点にして、旧約聖書が作られたり、現代の世界中の憲法の元となっています。
その一節には「汝、目には目を、歯には歯を。」というのがあります。

結局、度重なるイスラエルの民の不信仰によって、モーセも怒りを抑えられず神の願いから離れてしまった為、あんなに苦労の人生を歩みながらも、目的地カナンの直前で「あなたは、かの地(カナン)には入れない。お前の弟子が入るであろう」と神から言われます。泣く泣く、小高い丘から目的地を眼前にして亡くなって行きます。可哀相な人生でした。

この民族次元のモーセの路程が、将来神の独り子として地上に誕生するイエス・キリストの将来と一生を決定付ける象徴的な路程になります。

私:幾度か、モーセの話は耳にします。昔は「十戒」の映画で、チャールトン・ヘストンがモーセを演じていました。いい演技でしたね〜。最近では、2014年「エクソダス 神と王」という映画が配信され、クリスチャン・ベールがモーセを演じました。
歴史の中で、神に期待された人が沢山現れますが、神の為に苦労したのに報われず、本当にかわいそうな生涯をおくった人の一人がモーセですね〜。
この続きは次回に。


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映画十戒より:不信仰なイスラエルの民に怒り、折角神から授かった十戒を記した石版を壊すモーセ  (ネットから引用)
posted by 城北通り動物病院松江 at 19:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月30日

歴史にみる神の救いの計画 そのCヤコブの勝利 〜西洋神学史観〜

残暑、お見舞い申し上げます。今年は本当に異常気象ですね。山陰地方でも今でも連日35℃、台風も直角に曲がるなど、例年に無い現象です。中東の砂漠ってこんな感じかな〜と想像しますね。
毎年高齢の仔たちが、暑い夏の試練を越えて、‘やっと涼しい秋’になった途端、急に体力が低下して亡くなるケースが出ます。衰えた体力をしっかり食事でサポートしてください。かといって、ウナギや急に美味しい物を突然与えたりしないで下さい。下痢や吐き気がでますから〜。

さて、前回の続きです。例によって、私の古い友人の弁でまとめます。
前回はアブラハムが最愛の子イサクを神に捧げようと決心して、親子2代で信仰の基準を立てる事が出来ました。あとは、その子孫が救世主(メシア)を迎えられる数の基盤を造る事が出来るか?です。
イサクには、エサウとヤコブという2人の男の子がいました。エサウは猟師、ヤコブは羊飼いです。ずっと以前にも説明しましたが、アダムの家庭で長男のカイン(サタン側)と次男アベル(神側)の2人が一つになっていたら、アダムの家庭に救い主が来るはずでした。(※詳細は当ブログの5/28日号を参照)
しかし、失敗したため、それから約2000年後に同じパターンが出てきます。人類始祖の堕落した経緯から、長男はサタン側、次男は神側の立場に立てて、次男が長男と一つになればその家庭に救世主が来れる様に神が計画しました。

ある日、エソウが猟から戻って来た時、ものすごくお腹がすいていました。弟ヤコブはレンズ豆の煮た物を料理していました。兄エソウは「腹減ったからその豆くれ〜」と言います。ヤコブは「お兄さんの長子の権利を私に下さい。そうしたらあげます。」と条件を付けます。兄は「そんなものやるから、早く食べさせてくれ〜。」・・・これで一家の長子の権利を兄が軽んじました。
さて、父であるイサクが老いた時そろそろ家督相続の話が出ます。父は長男のエソウに「狩りに行って美味しい肉料理を私に食べさせなさい。そうしたら、家督を譲る。」と言います。ここで、母親のリベカという人が出てきます。父イサクが神の前に立てた信仰を相続する儀式が家督相続です。先の兄が長子の権利を軽んじた事を条件にとって、神の願いを知ってる母は、次男のヤコブ(神側)に家督を相続させたいと思い、ヤコブを指導します。
エソウが外出している時に、ヤコブをエソウに変装させて、目の見えない父から家督相続の祈りの儀式を受けてしまいます。

やがて、エソウが帰って来て父の元に料理を持って行って家督相続の祈りの儀式を受けようとしますが、既に弟が奪ってしまったので、どうしようもありません。
弟のした事を知り、兄エソウは怒り、カインの時と同じようにヤコブを殺そうと探し回ります。

それを見越して、母は、弟ヤコブを叔父の所に逃がしてしまいます。
一見すると、弟ヤコブがズルをして兄エソウから大事な家督相続権を奪った事は、悪い事の様に見えます。しかし、もともとサタンがエバをだまして堕落させてしまったのですから、神側も偽ってでも救いの計画を進める事が出来るのですね。

ヤコブは実家から逃げ出して、叔父ラバンの元で21年間、叔父に騙されながら苦労して働きます。そこで妻をめとり家庭を持って、一生懸命財物を蓄えます。
月日は経ち、叔父の所に逃げて来て21年が経ち、いよいよ叔父の元を去り兄エソウの待つ実家に帰ります。
当然、兄エソウは怒りを忘れず殺そうとしていますが、ヤコブは自分が働いて蓄えた財物、召使、妻子を7グループに分けて、時間差で次々にエソウにプレゼントして行きます。
その様子に頑なだったエソウの怒りは徐々に静まり、最後にはヤコブ自身がエソウの前で7度お辞儀をして挨拶したので、エソウはすっかり許しの心になり、劇的に抱擁して和解します。

歴史上、初めてサタン側の人物が神側の人物と一つになるという事が起きます。この事は、聖書では単なる物語で読み流されてしまう内容ですが、実は重大な神の計画が隠されている事が判明されました。
アブラハムと息子イサクの2代で神への絶対信仰を立て、その子エソウとヤコブの和解で、この家庭が3代で勝利したという基準が立ちました。これにより、この家庭に救い主(メシヤ)が送られても良い条件が立ったのです。実に、アダムの家庭の失敗から2000年かかりました。  以上。
この続きは次回に〜。

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ヤコブとエソウの和解   〜ネットから〜


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久々に登場、仙台時代の患者様。カナンちゃん ノルウージャン9kg



posted by 城北通り動物病院松江 at 20:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月30日

歴史にみる神の救いの計画 そのB アブラハム家庭の勝利 〜西洋神学史観〜

暑中、お見舞い申し上げます。
今年は猛暑です。熱中症の仔が増えて来ています。世間ではエコ生活を勧めていますが、動物が一緒のお家は室内温度が25℃前後でないと厳しいです。人が若干寒いくらいが丁度良いようです。7〜8月の猛暑期間は特にご注意ください。勿論、車中はもっと注意です。

では、前回に続いて西洋神学から、堕落した人類を救おうとされる神の救いの計画―第3段を、また友人の弁で説明してもらいます。
ノアの家庭の失敗から400年を待って、三度目に神はアブラハムという熱心な信仰者を選びます。3度目の正直とか、ホップ・ステップ・ジャンプの3段階という様な言葉は、実は神が天地創造の時に3数とか4数、7数、12数、21数、40数・・という数理性をもって創造された事が根源になっています。ですから、3度目には必ず救いを成功させねばならないという大原則があります。(ちなみに生物の身体は3数または4数が基礎で出来ています。関節の数など・・・)

救いの計画のパターンはずっと同じです。まず、神様への絶対的な信仰心を立てる人物を選び、成功したらその人物を中心に群を作って行く(仲間を増やす)。そして、神の独り子である無原罪の救い主を群の中に送り、地上に天国のひな形を創って行くと言うものです。

絶対的な信仰を試すため、神はアブラハムに3種類の供え物をしなさいと命じます。
鳩・羊・雌牛です。祭壇をつくって、それぞれの物を2つに裂いて、並べる様指示します。2つに裂くというのは、前に登場したカインとアベルの兄弟のように、悪側と善側に分けて、聖別すると言う意味です。(神はあいまいな事はできないのです。白黒ハッキリさせねばなりません。神が絶対善であるためです。)
結果はどうだったでしょうか?アブラハムは牛と羊は裂きましたが、ハトを裂かなくて、眠ってしまいます。すると神の声がして、「あなたが鳩を裂かなかったから、あなたの子孫は400年間、他国に奴隷になるだろう」と告げます。
アブラハムは鳩を裂くのを従者に任せた様です。その従者が言われた事をしなかったという結果です。

大切な場面でしかも絶対に失敗が許されない人生1回の大事を、軽く考えて失敗しただけで、子孫が400年間の償いを受ける羽目になります。神の救いの計画の中心に選ばれるという事は大変な事ですね。しかし、成功すれば永遠に名前が残ります。
神の救いの計画は3度目には必ず成就しなければならないという原則がありました。しかし、アベル、ノア、アブラハムの三人が失敗しました。そこで神はノアが清誠を込めて120年かけて箱舟を作ったという信仰の土台を条件に、アブラハムに再度、チャンスを与えます。もう一度、供え物をしなさいと命じます。その対象は、アブラハムが年老いてから授かったイサクという子供です。

鳩を裂かなかった為に、自分の子供を裂くという熾烈な試練を与えられます。アブラハムは随分悩み、やっとの思いで決断して、小高い祭壇の山に我が子イサクと登って行きます。
そして、我が子を縛って薪の上に乗せてイザ殺そうとする瞬間、神が「待て!」といって止めます。「汝が神を恐れるものである事今知った!」と言って子供を解き放ち、近くの藪に居た山羊を代わりに捧げて、やっと、信仰の条件が成立しました。親子2代で勝利したという条件を立てたのですね。

我が子の命より神の願いを優先した気持ちをみて、アブラハムにとりついていた自己中最優先のサタンが逃げ出し、神が対応できるようになったのです。
あとは、アブラハムとイサクの2代で立てた信仰を如何に子孫に広げて、救世主(メシヤ)を迎えられる基盤(群)をつくるか?という課題です。

この続きは次回に・・・。


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アブラハムのイサク献祭      (ネット画像より)




posted by 城北通り動物病院松江 at 17:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする