2018年06月30日

歴史にみる神の救いの計画 そのA ノアの方舟 〜西洋神学史観〜

暑中お見舞い申し上げます。
蒸し暑いこの時期、動物たちは本当に辛い日々です。今年は、日によって急に暑くなったり涼しくなったりで、皆さんエアコンを入れるタイミングを逃されたため、熱中症予備軍の仔達が結構来院しています。もう、どしどしエアコンケアーをお願いします。

さて神の人類を救う計画の第2段です。前回は堕落直後のアダム・エバの家庭を中心に友人に語ってもらいましたが、今回は「ノアという人物の家庭」の物語です。例によって友人の弁です。

まず、最初に確認しておきたい事ですが、神の人類を救う計画は、堕落していない=つまり原罪を持たない神の子(=メシヤ・救い主)を地上に遣わして、人類を正しく導こうというものです。
しかし、何の準備も無いところに、「オレ、神の子」と言いながら突然救い主が現れても、誰も見向きもしなければ、意味がありませんね。だから、地上に熱心な信仰者を立てて、何とか救い主を迎える基盤を造らねばなりません。そのための準備計画が必要なのですね。

アダムの家庭で殺人が行われてしまったため、神は1600年間待ってから義人ノアを選びます。彼は、正直者の信仰者で、「山の上に箱舟(はこぶね)を造りなさい。地上の人々が淫行で乱れたので滅ぼそうと思うから。」という神の啓示を信じて、海岸ならともかく山頂に箱舟を120年間かけて造りました。そして、ノアの家族と雌雄の動物たち全種類、植物などを舟に乗せました。
もちろん、「洪水の審判が下るから、みんな箱舟に入ろう!」と一生懸命人々を勧誘しましたが、誰一人として山の上に船を造るような‘おかしな人物’のいう事になどに耳を傾けません。仕方なく、家族だけを全部載せて船は閉められます。時満ちて、40日の大雨、洪水の審判が下ります。地上の生きとし生けるものは皆溺れて全滅しました。

洪水が引いて箱舟が山の上に降り立つと、ノアは水が引いたかどうか調べるため、窓から3度鳩を放ちます。最初の鳩は水が引いていなくて帰って来ます。1週間後2番目の鳩を放つと、オリーブの若葉を咥えて帰ってきます。更に1週間後、3度目の鳩はもう帰って来なかったので、やっとノア家族と動物たちは地上に降り立ちます。

聖書の重要な部分は比喩や深い意味が隠されています。
この3度の鳩の話も、読めば物語で終わりますが、現代神学では重要な内容を示唆しています。

いずれにせよ、洪水審判でリセットされた地上は、再度ノアを中心に、メシヤ(=救い主)を迎える基盤の第一段階を立てたので、あとは、ノアの家族がしっかりノアを信じて一つになって行かねばなりません。
キチガイと思っていた父の言う通り洪水審判が下ったので子供達は、しばらくは父を信じました。しかし、ある日事件が発生しました。
ノアがワインを飲んで素っ裸で大の字で寝ていました。それを見た次男のハムが長男と三男に告げて、みんなで服を持ってきて、父の裸を見ないで後ろ向きに近寄り、裸を覆ったと言うのです。目が覚めてこの子らがした事を知って、ノアは激怒します。
これが事件?

洪水審判後は、サタンのいない世界を再出発したのですが、次男ハムの行動は「ノアの裸を恥ずかしがり、かつ兄弟を扇動した事」で、サタンから受け継いだ気持ち(裸を恥ずかしがる事、告げ口をして罪の繁殖を行った事・・・つまり堕落の心)を再現してしまったのですね。目覚めたノアは、子供たちを叱り飛ばし、次男ハムの子孫は呪われて他の兄弟の僕になれ!と予言します。ハムの子孫が黒人になったのはそのためです。

聖書の内容が、人類歴史の道筋をつくって来た事は、大変重要な事です。
これで、1600年間も待って、神がやっと準備した救い主を迎える基盤が全部崩壊しました。
神はまたしても長い歳月をかけて、次の信仰者を準備せねばなりません。

続きは次回で・・・。

ノア箱舟1.jpg

ノアの箱舟   ネット、フリー素材より














posted by 城北通り動物病院松江 at 20:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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